- 2013年8月 6日 16:23
- スポーツ
先日4日(日)、巨人対阪神戦をテレビ観戦してやはり野球は面白いなと感じました。
巨人の先発は9勝2敗と巨人投手陣のローテーション入りを果たして新人王を目指す菅野投手です。体幹がしっかりしている体つきで、新人とは到底思えない常にマイペースで打者に向かって投げ込んでいく投球ぶり。しかも落ちる変化球を上手に操って続けるピッチングはベテランかと見紛うほどのものです。
一方、巨人戦初登板の藤浪投手はここまで6勝をマーク。これまた高校卒の新人としては期待に違わぬ投球を見せている野球ファン注目の投手。経験の上でやや菅野投手有利かと思いながら見ていたのですが、何とこの日の藤浪投手はほとんど隙の無い投球を見せていきました。
立ちあがり1点を失った菅野投手でしたが、2回以降は立ち直り、投手戦の様相です。我慢比べとなったこの試合6回まで踏ん張り通したのは藤浪投手でした。一方の菅野投手は7回に味方内野陣のエラーなどもあり、珍しく打ち込まれてマウンドを降りました。
結局、藤浪投手が勝ち投手となり、7勝目。内容のある乱れの無い安定した投球が光りました。菅野投手は悔しさを覗かせながらベンチに下がりましたが、「藤浪投手にとっても苦しい試合だと思ったが良く踏ん張りましたね。また彼とは投げ合いたいです」と雪辱を果たしたい気持を滲ませたコメントを出していました。
前にも書きましたが今年は若い投手たちの活躍が目につきます。この二人の他にも、12勝を挙げているルーキー、ライアン小川投手、またパ・リーグでは9勝の新人、則本投手など色々なタイプの新鋭投手が活躍していてこれからも楽しみですね。
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