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2013年11月 Archive

「アスコルティ」

  • Posted by: 草野 仁
  • 2013年11月25日 14:30
  • スポーツ

このところ忙しくてブログの更新もなかなかできず、勿論競馬場にもいけないままなのですが、土曜日の新馬戦でアスコルティが見事な勝利を飾ってくれました。牡馬のラングレーと共に来年が楽しみです。

デビュー戦は結構難しさがあって思い通りには行かないものですが、アスコルティに関してはとても良いレースができたと思います。後藤騎手も、スピードがあるのは分かっていたので、そのスピードを生かしたレースをして馬にストレスを与えないようにしようと思った、とのことでした。逃げる形になりましたが決して無理はせず、直線に入ってもちょっとだけ馬に行くよと促しただけで、あとは追ったところなしのままで3馬身差の勝利。なんとも格好良い優勝でした。

「1600mまでは持たせるようにこれからしっかり教え込んでいきたい」と後藤騎手は語っていて、どんな馬に成長するか楽しみです。まだ早過ぎますが桜花賞路線を目指して順調に成長して貰いたいと思います。

「梅田陽子さん ありがとうございました」

昨日、グリーンチャンネルの「草野仁のスタジオGate J.」の公開収録を行いました。

2013年の最後は矢崎滋さんをゲストにお迎えしてとても楽しいトークになりましたが、一緒に司会を担当して頂いていた梅田陽子さんがこの回でこの番組から卒業ということになりました。そこで収録後、忘年会を兼ねた梅田さんのお別れ会が開かれました。

実は梅田さんとはこの番組で初めてお仕事をすることになったのですが、不思議なことに昔からの仲好しコンビのようにいつも自然体で仕事ができました。梅田さんの持っている雰囲気がとても爽やかで、細やかな心配りを絶やさず優しさに満ちていて、こんなに心地良く仕事をさせて頂いたのは本当に久々のことでした。誰でも時にテンションが高くなりすぎて空回りすることがあるものなのですが、梅田さんは決してそんなことはなく、私と一緒にこの番組を盛り上げ、より良いものにして行こう、という思いに常に満ちていて、本当に素晴らしいアシスタントでした。

更に感心したのは、決して他人を悪く言わないことです。それは他人に対する優しさであり、自分自身の気持をきちんとコントロールできる人だということです。一緒にいていつもほんわかとした良い気分にさせてくれる梅田さんはとても貴重な存在でした。三年間御一緒できたことに心から感謝しています。ありがとうございました。

「話す力」 お陰様で売れ行き好調です

10月1日に出版した「話す力」が良く売れているので再度増刷すると出版社から連絡が入り、嬉しくなりました。

前々から思っていたのですが、話すことを生業とするなどとは思いもかけていなかった私がアナウンサーとなり、しかもその仕事をこうして46年間も続けて来ることができたのは、偏に話すことを一から自分で組み立てて、少しずつ上達することができたからであり、それは誰にでも同じことができるということでもあるのです。

読んだくださった方々からも「読みやすくできているよ」と言って頂いたり、同業者の方々からは凄く参考になったよと言って頂いたり、本当に良かったなと胸をなでおろしています。この世に生まれた以上、どんな人でも話をして自分の気持ちを伝えていかなくてはならないものだと思います。もしお時間と機会がありましたらお目通し頂けますと幸いです。

「日本シリーズを振り返って」

  • Posted by: 草野 仁
  • 2013年11月 5日 17:37
  • スポーツ

今年の日本シリーズは楽天の優勝で終わりましたが、なかなか見所の多いシリーズだったと思います。

王手をかけられた巨人が田中将大投手を打ち崩した第6戦。プロの意地にかけてもという巨人打者群の執念が実り、今季初黒星を田中投手に与えたのは結果として良かったと思うのです。田中投手の今シーズンのピッチングが素晴らしかったのは誰もが認めるところですが、双方プロですから絶対的に攻略不可能ということはありません。24連勝は驚異的ですがどこかに攻略の糸口はあるはずで、そこを目指して頑張るのがプロだと思います。

その意味で巨人が何とか攻略できたのはプロ野球ファンとして一安心という感じでした。ただ巨人にとってはその目標を果たしたところでエネルギーが尽きてしまったように見えます。肝心な第7戦に勝つための力はもはや残っていなかったように見える試合でした。

それにしても則本投手、美馬投手が予想以上の好投を見せて巨人に主導権を渡さなかったのは見事でした。巨人のキャプテン阿部選手が打てなかったところを見ても楽天の日本シリーズ対策はほぼ完璧だったと言って良いでしょう。一方巨人は戦力の厚みから言っても負けるはずがないとどこかで思っていたのではないかと思えるほど、十分な備えができていたようには見えませんでした。

「期待のニューフェイス」

  • Posted by: 草野 仁
  • 2013年11月 4日 16:33
  • スポーツ

今季は一口でも目立った成果をあげられずにいたのですが、ようやく良い展開が望めそうになりました。期待をかけていたラングレーが新馬勝ちを収めてくれたからです。

前評判は高かったのですが、現実にどのような競馬ができるのか実戦を見てみないと何とも言えないものです。

そして注目の新馬戦。スタート良く飛び出したものの、一瞬馬が飛び跳ねてひやりとしましたが、その後はしっかりと好位を守り、直線では内から外を突こうとするも前が開かず、今度は埒沿いを真っ直ぐ走って一気に先頭に立ち押し切りました。

まだ随所に若さが見えますが走る能力はかなり高そうですね。この後は東スポ杯2歳ステークスに挑戦の予定だということで厩舎の意気込みも伝わってきます。更に牝馬にも期待の持てる馬がいるので来年にかけて楽しめると良いなと思っています。この時期は夢が描けて楽しめるときでもありますが、現実にはその通りにはならないことが多いのでゆっくり構えて応援致します。

「日本シリーズ」

  • Posted by: 草野 仁
  • 2013年11月 2日 09:28
  • スポーツ

日本選手権シリーズも面白くなってきました。

楽天が3勝2敗と王手をかけて本拠地仙台に帰ります。そして追い込まれた巨人はいよいよ田中将大投手との対決を迎えるのです。今季負けたことのない田中投手を相手にして巨人打線がどんな対応策を練ってくるのかそこが最大の見所です。データを見ると序盤1~3回に比較的失点をしている田中投手、まずは何とか立ち上がりに焦点を絞って巨人は臨むのでしょう。低く落ちるスプリットは捨てて、やはり真中から高めストレートを狙うのかが、一つのポイントです。

一方巨人投手陣としては銀次選手、ジョーンズ選手、マギー選手の中軸を完封しなければなりません。これがまたなかなか難しそうです。

いずれにしても田中投手を攻略できなければ巨人の優勝はないので、具体的にどんな策を講じるかそこが最大の焦点ですね。今日の試合は見逃せません。

「レッドソックス優勝 おめでとうございます」

  • Posted by: 草野 仁
  • 2013年11月 1日 15:51
  • スポーツ

MLBワールドシリ―ズもボストン・レッドソックスの優勝で幕を閉じました。

しかも地元フェンウェイパークでワールドシリ―ズ優勝を決めたのは1918年以来95年ぶりということですから、地元ファンの喜び様は私たちの想像を超えるほど大きなものだったと思います。今年はボストンで爆破テロ事件が起きて悲劇に見舞われたのですから、より一層人々の胸に浸みいる思いがあったに違いないでしょう。その意味ではMVPに選ばれた主砲オルティーズ選手がMVPトロフィーを前に「これはボストン市民のものだ」と語ったのは素晴らしかったですね。

さて、セントルイス・カージナルスにすればウェイン・ライト投手とワカ投手の両エースが打ち崩されては敗戦も致し方ありませんでした。それに自慢の攻撃陣も不発のまま。全体のリズム感も良くなかったように見えました。

一方レッドソックスはシーズンを通してコンスタントに力を発揮してきた、その流れをポストシーズンも持続でき、極端なチーム力の落ち込みがなかったのはファレル監督の見事な統率力でした。去年バレンタイン監督のもとで乱れたチームの和を素早く取り戻し、チーム一丸となった戦いができるところまで引き上げた手腕は素晴らしかったと思います。上原投手、田沢投手の使い方も的確で彼らにそれぞれ86試合、84試合を任せ、十分な配慮と二人に対してリスペクトする気持を伝え続けてきたからこその世界一だと感じます。

完璧な抑えを果たした上原投手をオルティーズ選手が優しく抱えあげるシーンが目に焼き付いて離れません。本当に皆が一体に成っていたのだなと思いますね。おめでとうレッドソックス。そしておめでとう上原投手、田沢投手。

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