- 2013年11月 5日 17:37
- スポーツ
今年の日本シリーズは楽天の優勝で終わりましたが、なかなか見所の多いシリーズだったと思います。
王手をかけられた巨人が田中将大投手を打ち崩した第6戦。プロの意地にかけてもという巨人打者群の執念が実り、今季初黒星を田中投手に与えたのは結果として良かったと思うのです。田中投手の今シーズンのピッチングが素晴らしかったのは誰もが認めるところですが、双方プロですから絶対的に攻略不可能ということはありません。24連勝は驚異的ですがどこかに攻略の糸口はあるはずで、そこを目指して頑張るのがプロだと思います。
その意味で巨人が何とか攻略できたのはプロ野球ファンとして一安心という感じでした。ただ巨人にとってはその目標を果たしたところでエネルギーが尽きてしまったように見えます。肝心な第7戦に勝つための力はもはや残っていなかったように見える試合でした。
それにしても則本投手、美馬投手が予想以上の好投を見せて巨人に主導権を渡さなかったのは見事でした。巨人のキャプテン阿部選手が打てなかったところを見ても楽天の日本シリーズ対策はほぼ完璧だったと言って良いでしょう。一方巨人は戦力の厚みから言っても負けるはずがないとどこかで思っていたのではないかと思えるほど、十分な備えができていたようには見えませんでした。
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