- 2014年2月26日 12:34
- スポーツ
今年、私のふるさと長崎県で45年ぶりに第69回国民体育大会(愛称:長崎がんばらんば国体)と、長崎県では初めてとなる第14回全国障害者スポーツ大会(愛称:長崎がんばらんば大会)が開催されます。国体と障害者スポーツ大会あわせて、73の競技・スポーツ行事などが行われ、長崎県内の離島を含めた21市町すべてが会場となります。
全国から長崎県に集まるアスリートは3万人近く。県民総参加で「おもてなし」の心を持ってアスリートや観客の皆様をお迎えする準備が進んでおります。
その中で私は、この国体と障害者スポーツ大会の式典アドバイザーとして、実行委員会の皆様とともに開・閉会式の内容を企画させて頂いております。
国体の総合開会式は10月12日(日)、総合閉会式が10月22日(水)、障害者スポーツ大会の開会式が11月1日(土)、閉会式が11月3日(月・祝)で、共に諫早市にある長崎県立総合運動公園陸上競技場において行われます。
長崎は古くから海外との交流が盛んに行われた街で、これらの歴史を物語る出来事が昨年ありました。
それは、長崎市の端島炭坑(通称:軍艦島)や旧グラバー住宅などが「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」として、2015年のユネスコ世界文化遺産の登録をめざして、日本政府がユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出したことです。あわせて、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」も2016年の世界遺産登録を目指しています。
2020年の東京オリンピックの開催が決まり、日本全体が明るく前向きな雰囲気になっているこの時期に、世界的に重要な資産や価値を持つ長崎県でスポーツの祭典が開催されることは、長崎県が明るく、県民の皆様が元気になるきっかけになるのではないかと考えています。
さらに、長崎県の歴史や文化などにスポットがあたり、街のすばらしさを再発見する機会でもあると思います。開・閉会式では、県民の皆様の伝統芸能の披露とともに、長崎の歴史や文化など多彩な魅力を発信するパフォーマンスが行われる予定ですし、長崎県ゆかりの著名人の皆様にも、ご協力頂くことになっています。
今後も長崎がんばらんば国体と長崎がんばらんば大会について情報をお伝えできたらと思います。長崎県に注目頂けましたら幸いです。