- 2014年4月29日 12:52
- スポーツ
NYヤンキース田中将大投手の投球を3試合ほど見ました。
基本的にコントロ―ルが良いので大崩れする可能性は低い。スプリットが打ち気の打者にはもってこいの低いいところに落ちる。ここ一番のギアの切り替えができる。精神的に強さとクールさを兼ね備えている。などなど堂々と大リーグでやっていけるだけのものを十分に持っていることが伺えました。
5試合で3勝、防御率2.27、奪三振46というのは初体験の大リーグの成績としては立派なものだと思います。ただ、サバシア投手と黒田投手にやや力の翳りが見えるこのところの戦いを見ていると、いずれ田中投手にエースとしての働きを求められる日が来るのではないかという気もしてきます。その立場になったとき、また相手の研究が一段と鋭くなってきたときに田中投手がどう対応するか、そこにも注目したいと思います。
日ごろからとても緻密にピッチングを研究し、向上心を持ち続けている田中投手ですから、そうした苦難を見事にクリアしてくれるものと思います。今後がますます楽しみです。
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